加藤さんとの対談を録音しました。最下部で聞くことができます。
2018年12月16日(日)10:00~17:30
2016年にTOEICの出題形式が一部アップデートされました。それにより、リーディングセクションのワード数が増えたのか、減ったのか。「Part 7の文書数は増えるが、Part 5とPart 6ではワード数が減るので、全体としては変わらない」という趣旨の情報を、主催団体であるETSは発表しました。ですが、公式問題集や公開テストを体験し、ワード数は増えたと思っている人は多いはずです。
ボクが知る限り、公式問題集に収録されたリーディングセクションのワード数を数えた人が3人います。その中の1人が加藤草平さんです。3500を超えるワード数をどうやって数えたのか気になったボクは、彼に質問しました。
前田「あのー、どうやってワード数を計算したのですか」
加藤「指で数えました」
前田「・・・」
イチ、ニ、サン、と指で数えたそうです。加藤さんは、そんな狂人強靭な精神力を持つ人物です。精神力だけでなく、もちろん英語力もめちゃ高いです。2018年10月25日現在で、TOEICを65回くらいしか受験していませんが、次の結果を残しています。
2008年03月730
2009年01月965
2009年03月965
2010年01月965
2010年10月990
2011年01月990
2011年06月990
2011年07月990
2012年01月990
2012年07月990
2012年10月980
2012年11月990
2013年01月985
2013年03月985
2013年04月985
2013年05月990
2013年06月990
2013年07月990
2013年09月990
2013年10月990
2013年11月990
2014年01月990
2014年03月985
2014年04月990
2014年05月990
2014年06月990
2014年07月990
2014年09月990
2014年10月990
2014年11月990
2014年12月990
2015年03月985
2015年04月990
2015年05月990
2015年06月990
2015年07月990
2015年09月990
2015年10月990
2015年11月990
2015年12月990
2016年01月990
2016年03月990
2016年04月990
2016年05月990
2016年06月990
2016年07月990
2016年09月990
2016年10月990
2016年11月990
2016年12月990
2017年01月990
2017年03月990
2017年04月990
2017年05月990
2017年06月990
2017年07月990
2017年09月990
2017年10月990
2017年11月990
2017年12月990
2018年01月990
2018年03月990
2018年04月990
2018年05月990
2018年06月990
2018年07月990
2018年09月990
初めて900点を超えた2009年1月以降、57回も990点をマークしている(取得率86%)だけでなく、35回連続で990点を取得し続けています。そんな加藤さんと、セミナーのコンテンツ案を相談しました。
前「英語力を伸ばすことにフォーカスするセミナーをやりませんか」
加「いいですね。楽しみです」
前「一直線に英語を読んだり聞いたりして、一発で理解する力を伸ばすセミナーは?」
加「そういうニーズはめちゃ高いですね。じゃ、音読がいいですね」
前「はい。後戻りすることなく英語を理解する訓練をやってほしいんですが」
加「桶!」
前「ただ、音読やりましょう、と普通に言っても何か足りないでしょ」
加「確かに」
前「音読はやってるけど、効果ないって言う人もいますし」
加「みんな、やり方が甘いんですよ。深みが足りないと言うか」
前「そうそう。なので、6時間くらい徹底的にやってほしいんだけど」
加「そんなにやっていいんですか♪ 6時間あれば効果を実感してもらえます」
前「猛牛モードでお願いします」
加「桶!」
こんな感じでセミナーのテーマが決まりました。
レベルと対象
正しくて徹底的な音読は、英語レベルに関係なく誰にでも有益です。ですが、今回、教材としてTOEICの公式問題集を使うので、それが難しすぎると感じる方には向かないかもしれません。ですから、TOEICに出題される、Part 3やPart 4のスクリプトを2回読んでも理解度が50%に達しない方は対象外とします。
保有するTOEICスコアや英語の資格は重要ではないので、下限も上限も設定しません。音読を通じて英語力を高めたい人であればどなたでも参加できます。
ほか、想定する参加者像を書くとこうなります。
・「英語を英語で考えるとは何ぞや」と思っている人 (「英語で考えるってこういう感覚か!」と実感できるようになります)
・独学でTOEICの点数(英語力)をできるだけ上げたい人 (「確かにこれなら、頑張れば一人でできる」と思える学習法(音読練習法)を知ることができます)
・独学でやっている学習法に不安がある人 (講師と一緒に音読練習をすることで、独りでも自信を持って練習を続けられるようになります)
・音読? 意味あるの?と思っている人 (「このやり方なら確かに英語力が上がりそうだ」と思えます)
・TOEICでの「解き方」にこだわってしまう高得点者(730点以上) (「こんなに英語力が上がるなら、確かに解き方は小さい問題なのかも」と思うようになります)
・特にテスト対策をせずにいつでもハイスコアを維持したい人 (「英語がきっちりと理解できるレベルまで自分の能力を上げておけばテスト対策は不要」と実感できるようになります)
ご注意ください
以下は、加藤さんから「絶対に告知に入れてください」と依頼されたことです。
・TEST 1かTEST 2のPart 3とPart 4から、いくつかのセットを使います。
・ペアワークやグループワークが嫌な人は参加しない方がよいです。
・TOEICの問題を解く方法(攻略法)には触れません。
・ぶっちゃけしんどいトレーニングに取り組んでいただきます。
猛牛の音読ジム
日時:2018年12月16日(日)10:00~17:30 受付9:30
料金:9,000円(税込) *学割:7,000円(学生証必要&全日制のみ対象)
講師:加藤草平(英語講師)
会場:T’z英語ラウンジ(京王線「千歳烏山」駅 徒歩4分)
定員:30名(指定席)
教材:『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集4』*ご持参ください
持ち物:筆記用具
対象レベルの目安:TOEICのPart 3やPart 4のスクリプトを2回読めば理解度が50%を超える方
注意:指定席です。ただし、視力などの理由で特別なリクエストがある場合は申込フォームで申請することができます。
【タイムテーブル(予定)】
10:00~11:30 セッション1(90分)
11:45~13:15 セッション2(90分)
13:15~14:10 昼食
14:10~15:40 セッション3(90分)
15:50~17:20 セッション4(90分)
17:20~17:30 質疑応答など
加藤草平(かとう そうへい) TOEICテスト990点満点57回取得。大手英会話スクール勤務を経て自身のTOEICスクール運営を開始。企業・大学での講座も担当。現在は主に英語教材制作に携わっている。監修に「TOEIC®L&Rテストプライム模試600問」「TOEIC®テストリスニングだけ300問」(いずれもアルク)、共著に「TOEICL&Rテスト基本単語帳」(研究社)、執筆協力に「TOEIC®テスト最強攻略PART1&2」(コスモピア)など。また、英語学習ブログを持ち、TOEIC学習者にJet Bullの名前で知られている。YouTube「猛牛ちゃんねる」でTOEICテスト対策動画も配信中。
メッセージ
今回は「音読トレーニング」を実際にその場で行い、その場で英語力を上げ、学習法(音読トレーニングの方法)を身につけて持ち帰るセミナーです。しんどいですが、その場で「あれ、英語が理解できてる!」という変化が実感できるので、楽しくもあります。「しんどい=効率が良い」のです。だらだらっと6時間勉強するより数十倍効果があります。このセミナーを乗り切った瞬間には「こういう音読ならTOEICのスコアは上がる」と思えるだけでなく「英語を身につけるとはこういうことか!」と思えるようになります。ちなみに、過去にこの音読トレーニングをしてきた生徒さんの中には、こんなことを言う方が結構いました。「先生、音読がしたいです」 T’z英語ラウンジで待っています。(たくさん音読するので飲み物を忘れずに)
教材について
ご持参ください。事前に解答を終えていてもいなくてもセミナーには支障は出ません。
申し込み方法
受付を終了しました。
追加開催(2018年12月2日)について
内容は、日付以外は本開催(12月16日)と同じです。すでに満席となり、受付を終了しました。
加藤さんとの対談
下のリンクが83分の音声です。クリックすると音が出ます。
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