2018年11月23日(祝)~25日(日)

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TOEICスコアと英語スピーキング力を伸ばすために、徹底的なトレーニングを行う2泊3日の合宿です。会場に入ってから出るまでの52時間は1秒も外出できません。良質なTOEIC模試を使って、実践的な英語学習を通じてスコアUPとそれに見合うスピーキング力UPを実現したい方は、ぜひご参加ください。

日時:2018年11月23日(祝)13時~25日(日)17時 定員:30名
講師:ヒロ前田&冨田三穂 ゲスト講師:テッド寺倉
料金:58,000円(税込) 2泊3日6食&教材費を含む 学割:43,000円(税込)
会場:スペースアルファ神戸(神戸市北区藤原台北町4-27 神鉄「田尾寺」駅徒歩10分)
教材:アルク制作オリジナル模試(F020/200問の模試/会場で配布)
対象:TOEIC 600点~の方、TOEICスコアを100点以上伸ばし、同時にスピーキング力も伸ばしたい方

・合宿中、授業&トレーニングが約28時間あります  ・スマホなど録音機器をご持参いただきます

この合宿を企画した理由

ボク(ヒロ前田)は数多くのTOEIC対策セミナーで講師をやっています。いわゆる受験テクニックを教えることもありますが、「(参加者の)英語力を鍛えることでスコアを上げる」ことを目指すことも頻繁です。なぜなら、結局、バカデカイ成果を出す最も確実な道は英語力UPだからです。「テクニックではなく、英語の勉強法を学べて良かった」といった感想をよくもらえるので、もしかすると「ヒロ前田は受験技術だけを教える」という先入観を持っている人が意外と多いのかもしれません。ですが、現実のボクは「受験力UP」と「英語力UP」を両方とも教えています。

冨田三穂は「英語スピーキング」の専門家です。第二言語習得理論の知見に基づく科学的トレーニングメソッドで、学習者のスピーキング力を飛躍的に伸ばします。そして、その成果は、T’zで実施してきたスピーキングセミナーだけでなく、大学やアルク主催セミナーなどでも常に高い評価をもって実証されています。また、大学のTOEIC対策クラスでは、学生のアウトプット力を鍛える訓練を取り入れた受験対策を指導しています。アウトプット練習がスコアを劇的に伸ばすからです。参加者のスピーキング力を伸ばしながら、学内ダントツのスコアUP実績を作る。そんな、多くの学習者や講師にとって離れ業に見えることを当たり前のようにやっています。これまでに、彼女のスピーキングセミナーに参加した人は、こんな質問をされたことがあるのではないでしょうか。

スコアに見合うスピーキング力、ありますか?
この問いには2種類の反応がありそうです。1つは「ドキッ」とか「ズキッ」とか「グサッ」とかです。つまり、「(話せるようになりたいけれど)伸びたのはスコアだけ・・・」です。もう1つは「スピーキング力はいらない。伸びなくていい」です。今回の合宿を企画したのは、前者に合致する人をサポートするためです。スコアUPもしたいし、話す力も伸ばしたいと心から思っている人に、英語との接し方や教材の使い方を徹底的に学び、体感していただきたい。これが開催理由です。

ところで、冨田三穂による「英語スピーキング塾」の参加者から、スピ塾の受講後、しばらく過ぎてから「スピ塾ロスが激しい」「英語がどんどん好きになる」「スピーキングが楽しくて仕方ない」といった声が届いています。そのような感覚を合宿参加者も味わうことになるでしょう。

本当の成果が見えるのは、合宿参加後です。

あなたのスピーキング力は必ず変わります。

タイムテーブル

細かい部分は未決定です。決まっている部分を書くと、こうなります。
Day 1 13:00~24:00 ほぼずっと勉強
Day 2 8:00~24:00 ほぼずっと勉強
Day 3 8:00~17:00 ほぼずっと勉強

使用する教材について

今回の教材は、アルクが作ったTOEIC模試(200問)です。これは市販されておらず、法人限定で販売されています。ですから、合宿に参加する方は見たことがないはずですが、見たことがあると思った方は、その模試のIDを確認してください。使用するのは「F020」という模試です。ボクは、春にこの模試を使ったセミナーを担当したので、クオリティが非常に高いことを知っています。(仮に書籍化されたら市場で高く評価されることは間違いありません)

<教材に含まれるもの>
・模試(200問) ・解答・解説冊子 ・リスニング音声(ダウンロード方式) ・マークシート

質問に回答します

Q1. TOEIC対策とスピーキング力UPトレーニングの比率は?
講師が指導する時間について言えば、だいたい半々です。模試を活用したテスト対策と、スピーキング力UP訓練をパートごとに実施していきます。模試の復習は講義中心で、スピーキング力UP訓練は実技を伴う「練習」が中心となります。ただし、参加者に与えられる「課題」はスピーキング練習を目的としたものばかりなので、全体としてはスピーキング力UPトレーニングの方に使う時間の方が長くなります。

Q2. 課題とはどのようなものですか?
詳しいことは伏せますが、簡潔に言えば、英語を話す練習です。朝食前も食事中も食後も、お風呂の中でも取り組んでいただきます。覚悟してください。

Q3. 寝る時間はありますか?
あります。ただし、与えられる課題をクリアするには個別の練習が必要ですから、確保できる睡眠時間には個人差が生まれます。

Q4. どんな部屋に泊まるのですか?
一般的なビジネスホテルのような部屋(シングル/バス・シャワートイレ付き)です。タオル、やシャンプーなどのアメニティは十分に備わっています。

Q5. 「宿泊なし」で参加できますか?
できません。この企画は「合宿」ですから、宿泊なしでは成立しません。一般的なセミナーでは絶対に体験しないことを体験していただきます。ですので、全員が「2泊3日6食つき」となります。

Q6. スマホなどの録音機器は必須ですか?
必須です。教材の音声を聞いたり、自分の声を録音したりしていただきます。イヤホンも必要です。

Q7. 参加者の英語力レベルはどれくらいですか?
経験から言えば、このような企画に参加する方はTOEICスコアで600点以上の方ばかりで、平均は750点前後になるでしょう。そのように想像しています。(ただ、今回はTOEIC対策に特化した合宿ではないので、想像が外れる可能性もあります)

Q8. あまり英語を話せないのですが、大丈夫ですか?
スピーキングのレベルや英語力レベルはスピーキングトレーニングにはあまり関係ありません。関係するのは、「やる気」レベルです。講師が必ず併走しますから心配しなくて大丈夫です。逆にやる気がない場合は、苦しむことになると思います。

Q9. 脱落する人はいますか?
脱落させません。合宿中はペアやグループを作り、仲間(戦友)同士でコミュニティを作ります。助け合い、励まし合いながら、乗り越えていくことができるはずです。

Q10. TOEIC対策だけやりたい人は参加できますか?
「できる」か「できない」で答えるなら「できる」です。この合宿の趣旨は、これからTOEICスコアを大幅に(100点以上)伸ばすことを目指しつつ、それに見合うスピーキング力UPも獲得することです。ですから、英語を話す力を伸ばしたくない人にとってはツライ合宿になるはずです。従って、そのような人には参加を推奨しません。一方で、「英語を話せるようになりたい、しかもTOEICの対策を活かしたい」と思っている人にとっては唯一無二のチャンスでしょう。

Q11. 講師は鬼ですか?
はい。心を鬼にして、つらい訓練を提供しますが、すべてはあなたが成果を出すためです。

Q12. 申し込んだ後でキャンセルは可能ですか?
可能ですが、これは合宿ですので宿泊と食事の手配に影響が出ます。ご入金後にキャンセルする場合はキャンセル料が発生するため、確実に参加できることを確認してからお申し込みください。

講師からのメッセージ

ヒロ前田 神戸大学経営学部卒。大人のための勉強スペース「T’z英語ラウンジ」経営。2003年5月に講師として全国の企業・大学で指導を開始。2005年にはTOEICを教える指導者を養成する講座をスタートし、トレーナーを務めている。2008年グランドストリーム株式会社を設立。TOEICの受験回数は100回を超え、47都道府県で公開テストを受験する「全国制覇」を2017年5月に達成。取得スコアは15点から990点まで幅広い。著書に『TOEIC®テスト 究極の模試600問』(アルク)、『TOEIC®テスト900点。それでも英語が話せない人、話せる人』(KADOKAWA)、共著に『TOEIC®テスト 新形式問題やり込みドリル』(アルク)等がある。

メッセージ

TOEICスコアとスピーキング力を伸ばす-。

この合宿は、2つの大きなコンセプトが混ざった企画に見えるかもしれません。なぜなら、世間では「スコアが高くても英語を話せなければダメだ」とか「英会話の練習をしてもTOEICスコアは上がらない」のように、スコアとスピーキング力がまるで対立しているかのように語られることがあるからです。

人は好き勝手に言うものですが、肝心なのは「あなたはどうしたいのか」です。

今回の合宿に、2つのコンセプトが混ざっているとは思いません。コンセプトは1つです。正しく英語力を鍛えれば、スコアも正しく上がる。それだけです。

ボクが講師になったのは2003年です。あれから15年間、「テスト対策」を中心に企画を作ってきました。それはそれで楽しい仕事ですし、今後もやります。ですが、もともとボクはテスト対策をしたことがない人間です。

英語学習者としてのボクは「スコアUPとスピーキング力UPを同時に大きく伸ばした例」です。大学時代、TOEICスコアは1年おきに710→800→910と伸びていました。これは、当時のボクの英語スピーキング力の変化に合致しました。「スコアに見合うスピーキング力」を持っていたと言えます。710点のころ、自分が言いたいことの95%は英語でスムーズに言えていましたし、800点のころは時事問題について英語で説得的に議論することも得意でした。こう書くと、「スピーキング力に見合うスコアがなかった」のかもしれませんが、ボクの周りには似た例がいくらでもあったので、決して「特殊な例」ではありませんでした。やるべきことをやれば、スコアもスピーキング力もちゃんと伸びます。

今のボクは、TOEIC講師として15年ほど経験を積んできたので、受験技術を用いたスコアUP方法も、教材を使い倒すトレーニングもきっちり提供できます。今回、それら2つを自然に結びつけます。

どうやら、今回の合宿こそが、自分が本当にやりたかった企画だと気付きました。ご参加をお待ちしています。

ヒロ前田

冨田三穂 神田外語大学講師。慶應義塾大学文学部卒業。上智大学大学院言語科学研究科博士前期課程修了。研究対象は、主に日本人英語学習者のスピーキング技能発達過程について。英検1級、TOEIC990点、TOEIC SW400点。大手英会話スクール講師や通訳・翻訳者を経て、現在は大学生、社会人を対象とした授業やセミナーを担当。通信講座『1000時間ヒアリングマラソン』(アルク)の「スピーキング魂」担当コーチ。監修に『TOEIC LISTENING AND READING TEST 完全攻略500点コース』(アルク)、カシオ電子辞書「EX-word RISE」学習プログラム監修協力、共著書にユーキャンの通信講座『TOEICテスト対策講座』など。普段は「癒しの」丸笑顔と言われるが、授業では「笑顔の鬼ミホ」と呼ばれる。

メッセージ

TOEICの点数は上がったけれど、その点数に見合うアウトプット力がない。特にスピーキングとなると、堂々とした自分が出せない・・・。

日本人が英語を学習する際、インプット中心の学習がメインとなる傾向があります。読む、聞く。文法事項を調べる。長文読解を解く。それら自体はまったく問題ありませんし、むしろ、点数を上げるためには推奨します。でも、どうせ英語を学ぶなら、一緒にスピーキングの力も伸ばせる勉強をしませんか。

アウトプット練習を取り入れた学習をすれば、「話す力」はもちろん、表裏一体の関係にある「聞く力」も飛躍的に伸びることを実感できます。さらに、脳に効く練習することで「読む力」も上がります。皆さんには、まだ伸びしろがあります。ぜひ、今回の合宿でそれを体感してください。

今回の合宿では、TOEIC模試を使ったスピーキング練習をしていただきますが、英語力全般を伸ばすトレーニングをしていただきます。次の4つのポイントから説明します。

「深い処理」
合宿では、深い処理を伴う様々な練習をします。語学の学習は、深い処理をすることで「定着」が高まるからです。例えば、音読だけをするより、文の一部を身近なものに組み合わせてみたり、「聞く&読む&話す」を組み合わせてみたり、時間のプレッシャーを加えたりすることで、脳の中で深い処理が可能になります。

「音のデータベースを構築」
スピーキング力を上げるには、良質のインプットが必要です。誰もがすでに音のデータベースをある程度は持っていますが、そこに新しいデータベースを構築するイメージです。具体的に言えば、正しい発音・リズム・スピード・間・イントネーション・型を身に付けるということです。それによりスピーキング力とリスニング力が上がります。

TOEIC用の教材を使うのは、インプット効率が上がるからです。ナチュラルな会話や映画なども悪くない教材ですが、処理に大きな負荷がかかります。その点、TOEIC教材に収録された素材は「音がクリア」「難し過ぎない」「スピードが速過ぎない」「コンテンツに馴染みがある」など、確実なインプットをするために必要な要素がそろっているのです。見慣れたフォーマットとコンテンツを利用して、スピーキング力を高めるトレーニングを経験してください。そうすれば、終了後も独学でスピーキング力を伸ばし続けることができます。

「バランスのよいCAFを目指す」
多くの外国語能力テストはCAFを指標として受験者のレベルを判定しています。CAFとは、Complexity(複雑さ)、 Accuracy(正確さ)、Fluency(流暢さ)の頭文字を取ったもので、言語能力を測る際に用いられる指標です。合宿では、色々なアウトプット練習を通じて「バランスよくCAFを成長させる」ことを目指します。

「作動記憶を鍛える」
合宿中、作動記憶(ワーキングメモリ)を鍛える練習にたくさん取り組んでいただきます。作動記憶とは、作業や動作に必要な情報を一時的に脳内に記憶・処理する能力のことで、会話や読み書き、計算など日常のあらゆる場面で私たちが取る行動に関わっています。

英語を話す時、聞く時、読む時、書く時には、作動記憶がうまく働くことが重要で、それらの能力に大きな影響を与えています。また、作動記憶と言語運用能力には強い相関性があることも判明しています(作動記憶の容量が大きい=言語習得能力が高い)。

多くの日本人が英語を習得できていないのは、この作動記憶が十分に機能していないことに起因すると言われていますが、作動記憶は筋肉のように「鍛える」ことが可能だと分かっています。正しい方法で効率よく、正しい量を積み重ねれば、スピーキング力はもちろん、リーディング力、リスニング力など、総合的な英語力が上がります。

睡眠時間をどれだけ確保できるか、今は約束できません。ですが、一生忘れることができない英語学習体験をしていただけることを約束します。合宿中は苦しいと思うことがあるかもしれません。逃げ出したくなるかもしれません。でも、大丈夫です。私が責任を持って併走します。また、一緒に頑張る仲間もいます。トレーニングをしっかりモノにして、みなさんの学習ステージを一段上の段階へ上げてください。

英語を話すことで、新しい自分を見つけてください。

みなさんにお会いできることを、心から楽しみにしています。

冨田三穂

ゲスト講師

テッド寺倉 ビジネス英語トレーナー。日系メーカー海外営業職などを経て独立。現在は企業研修でTOEIC対策やビジネス・異文化コミュニケーション、英文ライティングなどを指導。共著に『TOEICテスト やたらと出る英単語 クイックマスター』『TOEICテスト BEYOND 990 超上級リーディング 7つのコアスキル』『TOEIC L&Rテスト 至高の模試600問』『TOEIC L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング』シリーズ(以上アルク)などがある。TOEIC990点満点を50回以上取得。

申込方法

満席のためキャンセル待ち登録を受け付けています。登録は下のフォームからお願いします。空席が発生した場合、メールでお知らせします。

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