犬たちは自分で自らの生き方を決めることができず、偶然出会う飼い主により生き方が決められます。
すべての犬が幸せな道を歩むわけではなく、人によって捨てられたり、意図せぬ事情で飼い主と離れてしまうことがあります。そんな犬たちを引き取り、世話をして里親を見つける活動をしている団体が世の中にいくつもありますが、彼らの活動を支えているのは人々の善意だけです。

弊社(グランドストリーム株式会社)は、セミナー受講料や法人から受託する各種業務による収入の一部を、そのような団体に寄付しています。現金による寄付ではなく、物資に換えて寄付することにしています(先方が買い物をする手間を削減できるため)。


2025年5月の活動報告

5月25日
沖縄県浦添市にあるメイクマン(ホームセンター)で開催された譲渡会に行き、物資を寄付してきました。「ワンズパートナーの会」が世話をしている保護犬たち(たぶん20頭前後)が大集合。

駐車場(3階)が会場だったこともあってか、予想以上に多くの人が参加していました。2階にペット用品店があるため、物資の購入が便利です。もともと1人で勝手に買って届けようと思っていましたが、ワンズパートナーの会のスタッフにお手伝いいただけました。現地に足を運んでスタッフと話をすることで、求められているもの(こと)の優先順が明確になります。定番のトイレシーツと食べ物以外に「8の字ハーネス」を買いましたが、これは現地でスタッフと話をしなければ気づくことはなかったでしょう。

2階での買い物が終わり、余った予算が2000円あったので、オヤツ(ウナギの頭!と牛タン!など)を2000円分買い、その場で全部寄付しました。あの子たちバクバク食べてくれるかな。これにより、寄付額は91,520円分となりました。

「ワンズパートナーの会」をはじめとする団体の尽力により、沖縄県では犬の殺処分件数がここ2年連続でゼロを記録しているそうです。ボクがやれることはミジンコみたいに小さいですが、今後も犬たちの命を救っている団体をサポートしていきます。

NPO法人ワンズパートナーの会


5月27日
沖縄県糸満市にある「犬カフェワンダフル」に行ってきました。このお店はドッグカフェとは異なり、保護された犬たちが、新しい家族が見つかるまで暮らす場所であり、接客スタッフとして働く場所でもあります。13時すぎに現場に到着。玄関で約10頭の犬たちから出迎えられました。


フレンドリーで明るい子が多かったのですが、それぞれが過去に悲惨な出来事を体験してお店にやってきたことをスタッフの方から聞いて、一瞬暗い気持ちになりました。が、今の彼らは楽しそうにワチャワチャと笑顔で遊んでいるので、悲壮感は漂っていません。新しい家族に早く出会えるように、と祈ってきました。

店舗は想像以上に広かったです。商業ビルの2階にあれだけのスペースを借りると結構な家賃と光熱費が発生するはずですが、すでに5年半続いていますし、2つ目の店舗もあるとのこと。素晴らしいことだと思います。

「ちゃんこ」という名前の子がおもちゃ好きとのことで、ちゃんこのためにおもちゃを持っていきました。左がちゃんこで、右がグリです。

しばらく遊んだら疲れたのか眠りました。

犬カフェワンダフル


2025年の寄付

5月25日 ワンズパートナーの会 91,520円
5月27日 犬カフェワンダフル  91,178円
(実績)合計182,698円
 *知り合いから預かった23,000円を含みます